人間の尊厳について

人間の尊厳について (アウロラ叢書)

人間の尊厳について (アウロラ叢書)

 ルネサンスの新しい人間観を表現した本としては、一番適当かと。この本は本文の内容もさることながら、全体の5分の4を占める訳者注が読み応えがあって、無知な僕にはとてもありがたかったです。

 こういう本を読んで、人間て素晴らしいなぁ、と感じた後に、ペトロニウスさんが勧めていた「収容所群島」を読むと、かなりへこみます。

収容所群島(1) 1918-1956 文学的考察

収容所群島(1) 1918-1956 文学的考察

どちらもお勧めです